デイ・ドリーム・ビリーバー(タイマーズ)
RCサクセションは,1988年に,名作「COVERES」を完成させる。
ところが,この中に反原発の曲が入っているということで,東芝を親会社とする東芝EMIが,「素晴らしすぎて発売できません。」という新聞広告で発売中止を発表。
結局このアルバムは,古巣のキティレコードから発売されることになる。
清志郎は,このアルバムの内容からして,既にアグレッシブなモードに入っていたと思われるが,この発売中止騒動でそのモードは更に加速していく。
実は,この頃RCのライブを観に行ったのだが,2部構成の第2部はもう反戦・反核・反体制のオンパレード。強烈だった。
そんなお怒りモードに入っていた清志郎が,仲間を集め,土木作業員の格好で学園祭でゲリラライブを決行しはじめたのは,1988年,昭和63年の後半。
そして,1989年(平成元年)に,この曲でデビューする。
モンキーズのカバー。カップスターのコマーシャルソングとしての認知度が圧倒的に高いと思われる。
但し,この曲は,特段問題作ではない。この曲のイメージでタイマーズのアルバムを聴かないほうがいい。前述のRC名義の「COVERES」なんかより数倍の毒が入っている。
夜のヒットスタジオでの,このライブは,いつ見ても痛快。
3曲やってますが,時間がない方,2曲目に注目です。
ザ・タイマーズ 伝説の生放送事故 オリジナル再アップロード 4K Video 5 1Surround