「シン・ゴジラ」観たよ
シン・ゴジラ、見てきました❗️
いや、見たのはもう3週間も前なんだけどね。。。
もう、かなりのレビューが出回ってるので、何を今更、書くことがあるのか、と自分でも思うのだが、まあ自分自身のメモがわりに。
庵野版ゴジラ。タイトルが「シン・ゴジラ」。最初はかなり引いてました。
だって、エヴァの次回作、「シン・エヴァンゲリオン」だってことになってるでしょ。
なんじゃこりゃ?
ま,でも,エヴァQと同時上映「巨神兵東京に現る」の,あの見事なぶっ壊しを観たので,ゴジラのぶっ壊しにもちょっと期待してみた。
基本的に怪獣映画好きだし。。。
さて,実際に視聴した感想ですが,これは素直にとても面白かった!
まず,ゴジラ。造形(CGなので造形,と言っていいのかわからないが)がとにかくかっこいい。放射能の力を借りて急速進化していくという設定も面白い。
平成以降の怪獣やウルトラマン物には,変に怪獣の心理や状況に肩入れしたり,どうにかすればコンタクトとれるんじゃないか,というような下りがあったりとか,まあ,何か底辺にヒューマニズムが流れていて非常に気持ち悪いものがたくさんあったのだが,そういう怪獣映画に不要な要素が一切なし。
ゴジラは得体の知れない怪獣であり天災として描かれている。
また,対する政府や専門機関の対応が超リアル。
本当にゴジラ(のような過去類を見ない天災)が現れたら,このような対応をとるであろうという様子が非常にリアリティを持って描かれている。
わたしが個人的に最も気になったのは石原さとみの存在。
嫌いな女優ではないんだけど,下手な英語と相まってかなり浮いていたように感じる。
未来の大統領候補者なので,もっと英語がうまい役者がよかったのではないかな。
さて,ネットでは,公開直後から最後のシーンのゴジラの尻尾について話題になっている。わたしは,尻尾に一瞬エヴァ初号機,あるいは巨神兵のような造形のものを観た気がした。2度目を観にいっていないので,確認のしようがないですけど。。。
それよりも気になったのは,細胞分裂を抑えられたゴジラが東京のど真ん中に残されたということ。
このことは,核の脅威(原発)を表現しているとか,ゴジラの放射能の半減期が非常に短いことが,復興への希望を象徴しているとかいろいろは話が散見される。
それはそれで,最もなんだと思う。
ただ,わたしには,東京のど真ん中でゴジラが停止(?)させられたということが続編を臭わしているんだと思えます。
但し,この続編,他の監督がメガホンとって駄作作ったら,もう叩かれまくりだろうな。
エヴァにしっかり落とし前付けてもらった上で,死ぬ前にもう一度庵野版ゴジラ,みたいわw。