サッカーWCロシア大会 ベスト8決定

日本代表、がんばりました!

お疲れ様でした。そして、熱い一時をありがとう!

3敗してもおかしくない状況で、運もあったとは言え強豪相手に勝ち点4。

相手に自由にプレーさせない粘り強く献身的な守備には目を見張りました。

ビューティフルゴールもありました。ベルギー戦で乾のゴールが決まったときは、涙が出ました。

何よりチームとしての一体感。それは、監督交代劇によって更に強くなったのかもしれません。

強豪相手に、引いて守るだけではなく、仕掛けていくサッカーができるようになったことは、ベスト16敗退という結果以上の成果だと思います。

いつか、4年後じゃなくても、いつか、近い未来に、ベスト8、ベスト4という結果が得られるんじゃないか、そんな期待を抱かせてくれました。

johosokuhou.com

そして、最後にこんな感動も残してくれました。

すごいぞ、日本代表!

 

 もちろん、課題は、素人からみても山積みです。

川島は、ミスで数点献上しています。

ポーランド戦は、セネガルが1点終わってしまう、博打を打ちました。

結果的に試合に負けて賭けに勝ちましたが、わたしには、あれがベストの選択だったとは思えません。運が良かっただけです。

ベルギー戦では、2点先行してからバタバタしてしまった感があります。

そして、最後の本田のFKとCK。延長という選択肢が明確にあれば、あの場面こそポーランド戦でやったキープだったのでは。

 

ただ、全ては結果論です。

日本は、ベスト16で敗退しました。その事実は変わりません。

そして、個人的にはここからようやく、落ち着いてWCを観戦できそうです。

 

ベスト4は、フランス、ブラジル、クロアチアスウェーデン、かな。

準決勝の、フランスVSブラジルが、事実上の決勝戦だと思います。

 

決勝は、ブラジルVSクロアチアで、ブラジル優勝。

というのが、現段階の予想です。

 

3決入れて、残り8試合。

寝不足と戦いながら観戦します。

「daydream」 Aimer(エメ)

Aimer(エメ)の曲を最初に聴いたのは,ノイタミナ枠のアニメのエンディングだった。

ノイタミナに限らず,最近はアニメのオープニング,エンディングに,売り出し前の若手を起用することは多々あるのだが,僕自身はそこから入って好きになったアーティストがほとんどいない。何か,自分の中にアニソンというだけで変なバイアスがかかるみたいだ。

しかし,そのときはAimerの深く染み渡るような歌声が妙に気になって,めずらしくiTunesで曲をダウンロードした。

その後,ガンダムUCのテーマソング等々,やっぱりアニメでの遭遇が多く,ううん,せっかく面白い声してるのに,このままアニソンの裏女王になっちまうのか。。。と少し悔しく思っていたのだが。

 

「蝶々結び」での突然のミュージックステーションへの出演。

いや,これはちょっと驚きました。歌,やっぱり凄いです。

こう,なんて言ったらいいんだろう,声に,とても高い成分と中低の成分が混じり合っていて,更に高い部分はウィスパーの成分も入っていて,まあ,一言で有り体に言えば,厚みのある声。ただ,では重厚な感じ(例えば絢香みたいな)ではなく,もっと優しい,包み込むような感じ。

どうも,その声は,本人曰く15歳のときに声帯にできた傷に由来するらしい。

 

さて,9月末に発売されたニューアルバムですが,若手の名だたるアーティストが,これでもかって感じで楽曲を提供している。

悪いものができあがるはずが無い。

Aimerをよく知らない人は,とりえあえずレンタルでいいから聴いてほしい。

正直このアルバムの唯一の欠点は,個性あふれるアーティストからの曲提供で,結果トータルとしてのまとまりに欠ける,という点だけであろう。

しかし,最近はアルバム一枚をとおして味わうなんて聴き方をする人の方が少数派だと思うので(それは,個人的には少し残念に思うことなんだけど),あまり問題にはならない気がする。

きっと,Aimerのボーカルに驚くと思う。

そして,ちょっとでも気になったら,YouTubeでライブのダイジェストなんかを視聴してみてほしい。

 

ちなみに,僕は「蝶々結び」と「カタオモイ」がおすすめです。

 


Aimer new album 「daydream」DIGEST(9/21発売)

 

www.aimer-web.jp

 


Aimer 『Live in Chapelle Des Anges Digest』

 

 

「君の名は。」雑感(ネタバレ注意) 突っ込みどころも結構あり,でもいい映画でした!

君の名は。」観てきました。

当初はそんなに視聴意欲をそそられず,ビデオ出てからレンタルで思ってましたが,とんでもない興行成績を叩き出し,周りの評価もいいので,土曜日にレイトショーで。。。

 

まとまりのない雑感(ネタバレあり)です。

 

まずアニメーションとして,とても素晴らしいです。

特に素晴らしいと感じたのは,風景の描き方。

東京の街並,山と湖のある山村,彗星の流れる空,等々,素敵なシーンがいっぱいです。ぜひ,映画館の大画面で観て味わってください!

ジャパニメーションのクオリティの高さを改めて実感しました。

 

<ここから先はネタバレです!注意!>

ストーリーもよくできています。

予告で,男(瀧)女(三葉)の入れ替わりもの,ということまでは出してましたが,意識の入れ替わった男女の間に3年間のタイムラグがあったことを知ったときは,多くの人が驚いたと思います。しかも,「三葉」は,3年前の彗星の破片の落下によって多くの村人とともに死んでいるという。。。

 

ここからがこの話のクライマックスです。

ある方法で,死ぬ前の「三葉」と入れ替わった「瀧」は,「三葉」と糸守町の住民を,救うために奔走します。

結果,住民は避難によってそのほとんどが被災を免れます。

 

そして,更に五年後,「瀧」と「三葉」は東京で正しく運命の再会を果たす。

 

男女の入れ替わり,タイムスリップなど,過去に結構あるネタを上手に料理し,切ないラブストーリーとしてとてもよくできている話だと思いました。

 

ネットで検索すると,2人の入れ変わりの時間差を巡って様々な意見が交わされています。こういう話がネットで盛り上がるところも,結局この映画の大ヒットの一因となっているのでしょう。

入れ替わりを時系列でまとめているサイトもあって,

 

【ネタバレ解説】「君の名は。」読者と共に読解入れ替わり時系列、図解で解説!「転校生」どころじゃなかった…チェ・ブンブンのティーマ - Part 2

 

www.mikan85.com

 

この辺りが参考になると思います。

 

さて,ぼくは2点程,どうもうまく納得できないことがあります。

 

まず1点目。

「三葉」が,いつ3年の時間差を意識したのか,ということです。

この点はネットで色々考察がなされていますが,お互い入れ替わり生活に精一杯で,年まで気付かなかった,という説が有力です。

でもそうすると,クレーターの縁で「瀧」が「三葉」に「3年持ってた。」と組紐を渡したとき「三葉」が3年に何の反応も無いのはちょっと変だなと。

「瀧」の場合は,「三葉」に会いに行く旅の途中で糸守町の彗星落下による消失の話を聞き,図書館で調べて,そのことに愕然とするんですが,「三葉」がそのことに気付く描写が見当たらない。

 

思うに,わたしは,「三葉」は薄々感づいていたのではないかと思います。

「瀧」と先輩のデートの日,東京に行ったのは,むしろそれを確認する意味もあったのかと。実際に東京の街を歩いて,違和感がないはずは無いと思います。だって,自分が知ってるのは三年後の東京(但し,入れ替わった時間の記憶は薄れてゆくので,微妙な違和感だったことでしょう)。

中学生の瀧を見て,一瞬驚いた表情を見せたのは,違和感が確信に変わったからではないでしょうか。ここは,自分が夢で知っている東京ではないと。

そして,中学生の「瀧」に声をかけ,「誰?」という返答に,少なからずショックを受け,組紐を渡し,髪を切った。

「瀧」と現実に出会うことは絶対にできないのだと悟って。

 

ところで,ぼくはこのとき組紐を渡したことが,結果的にこの物語の奇跡の起点となっているような気がしてなりません。

三葉は,たまに東京に住む少年の夢をみることがあり,その少年に会うために東京に行き,「瀧」に組紐を渡した。そのことがきっかけで「瀧」が「三葉」の過去とリンク(「結び」)する能力を持つことになった。

あくまでも私的な解釈ではありますが,しかし,映画のオープニング直後に「三葉」が中3の「瀧」に組紐を渡す映像が数秒流れることからも,あながち間違っていない気がします。

 

次に2点目。

彗星の災害から8年後に出会った「三葉」と「瀧」は,クレーターの縁で邂逅した2人と同一の人物なのでしょうか?

卑近な例ですが,ドラゴンボール

未来からきたトランクスは,未来の世界を壊滅させる原因となった悟空の心臓病を治し,人造人間を倒すが,還った未来は人造人間が消えた未来とはパラレルだからやっぱり人造人間が猛威をふるっている。

これってパラレルワールドの概念を分かりやすく使った例ですよね。

そうすると,「瀧」の世界では,彗星で「三葉」が死んだ事実は変わらない。

「三葉」が生きている世界はパラレルの世界となってしまうのではないか。

これについては,同様の意見も少し散見されましたが,この話は「瀧」による過去改変ではなく「三葉」による未来改変だから問題ない,という解釈も結構見受けられました。

過去改変と未来改変で世界に及ぼす影響がどう違うのか,SFマニアでない自分には???なのですが。。。

ま,ともかくこの点は疑問。

 

さて,いろいろ書きましたが,しかしこの映画はそういうことを少し考えながらも,「瀧」と「三葉」の出会いの物語として楽しむのが正しいのかもしれません。

「四月は君の嘘」雑感③ 映画と原作漫画,そしてアニメ

最初に断っておくが,ぼくは映画を観ていない。

多分お金を払って映画館に観に行くことはないだろうと思う。

テレビでやってたら,観てもいいかな。

 

理由は,広瀬すずが好きになれない,とかそんな陳腐(by相座凪)な理由ではない。

 

映画版には,「有馬公生」を主軸としてこの物語が語られるための重要な人物が3人,相座武士,井川絵美,そして相座凪が出てこない。

ということは,基本別な話だと思えるのだ。

 

端的に言うと、原作は「有馬公生」の自立、幼年期からの脱皮の話。

 

映画版は、「宮園かをり」と「有馬公生」のラブストーリー。あえて「宮園かをり」を先に書いたのは、映画のキャストも広瀬すずが先に書かれてあるし、大方広瀬すずありきの企画だったのだろうと予想するからだ。

 

アニメ版は、原作準拠だが、ディテールをいじることで2人のラブストーリーの色を強めている。

 

どれが好きかと言われれば、原作一押し。

 

アニメ版の美しく、作風にぴったりの色彩感覚、2クールでも全く崩れなかった作画の超絶のクオリティ、演奏シーンの迫力は、原作読んでても、観る価値あり。

 

まあ,映画だと結局尺の関係で原作準拠の話にはできなかっただろうな。

アニメ版22話でさえ,細かなところで原作と比べると端折りがあるんだから,2時間弱だと「有馬公生」と「宮園かをり」の話にするのは,ある意味賢明だったのかもしれない。

ところで,「宮園かをり」は広瀬すずが適役だったのだろうか?

 

<もう少し続く>

「四月は君の嘘」雑感② 日本語の英訳は難しい

日本語は難しい。

海外で放送されていたと思しき,字幕入りの「四月は君の嘘」を見つけた。

 

2話で,「宮園かをり」が演奏前に呟く言葉。

「わたしの音楽,」(少し斜め上を見て)「届くかな。」

の字幕が,

「My music,」「Will it reach them?」

となっていた。

日本語という言葉は非常に曖昧で,よく主語や人称が省略される。特に会話文では。

だから,聞き手がそこを想像力で補完していく必要がある。

 

さて,この場面。「宮園かをり」は誰に音楽を届けたかったのか。

何の先入観もなくこのシーンを観た人は,「Will it reach them?」に違和感を持たないと思う。

しかし,「宮園かをり」の「有馬公生」への想いに気づいてからこのシーンを見直すと,ここは「Will it reach them?」ではダメだ,ということに気づくはずだ。

ここは,「them」ではなく「her」ではないといけないと思うのだ。

 

ただ,ここで「her」を使うと,視聴者にネタをチラリと見せてしまうことになりかねないわけだ。ううん,難しいですね。

この時点では,「宮園かをり」と「有馬公生」の関係は明らかにされていなのだから。

 

こういうのを考えると,つくづく日本語って曖昧で,でも素敵,というか日本人に合っているな,と思う。

昨今,曖昧な日本語を避けてグローバル標準の英語で会議をする会社が増えたらしいが,個人的にはしょうもないな,と思っている。

曖昧上等,だからこと,絵(アニメーション)に「届け!」という言葉をのせるだけでその意味をぼくら日本人は瞬時に理解できるのだ。

 

ところで,前回も書いたように,登場人物が,「誰か」個への想いを音楽にのせることで成長していく姿に共感した。

しかし,実は,ぼくの記憶で2カ所程,「有馬公生」が「大勢の人に想いが伝わったとき音楽は言葉を越える。」という意味の台詞を言っている。

ここは,若干矛盾がある,とういうか誤解されるのではないか,と思っている。

マスに向けたメッセージではなく,個に向けた想い。

その想いを共感してもらえたとき,ということなんだろうな,きっと。

「四月は君の嘘」雑感① 「届け」音楽はそもそも,極めてプライベートなものだ 

広瀬すず主演(?)で,実写化され,話題,というか賛否両論の「四月は君の嘘」。

ノイタミナ枠のアニメは大体観ているんだけど,これはリアルタイムで観てなかった。

理由は,

①異動数ヶ月前に始まったので,いろいろと気忙しかった上に,異動時期で視聴できない回があるのは嫌だなと。

②予告観た感じ少女漫画原作。微妙。

③奔放な女の子に振り回される真面目な男子。よくある設定。

視聴意欲をそそられなかった。

 

失敗しました。間違ってました。

リアルタイムで,最初から順序よく観とくんだった。

 

周りでちらほら話題になるもんだからネットで情報仕入れてたら,話の大枠知ってしまったのよね,先に。で,DVD借りて観たら。。。

もう,号泣。。゚(゚´Д`゚)゚。

 

最近のアニメやドラマにありがちな,伏線あちこちはって,結局回収しきれず終わる,という中途半端な作品ではなく,タイトル,プロローグ,展開と伏線,そしてエンディングがぶれていない。

話の軸は,主人公「有馬公生」の成長。

広瀬すずが演じた「宮園かをり」は,もう一人の主人公ではあるけど,「宮園かをり」の物語ではない。

そもそもこの作品は,少年誌(月刊少年マガジン)連載だからな,当たり前か。

 

多分(観てないけど)実写版は,広瀬すずを主人公にしたかったんだろうな。

そういう描き方もあるんだろうけど,そうすると「四月は君の嘘」というタイトルから違ってくるよな。

原作を最後まで読んだ人は(ぼくもそうですが),「宮園かをり」目線のサイドストーリーなんてのを読みたいと思うんだろうけど。

 

ぼくがこの話に共感したことの一つは,音楽の描き方。

作中,主人公を含めて5名の演奏者の演奏シーンがあるんだけど,「届け」「響け」「届いたかな」「届くといいな」と,想いを込めて演奏する。その想う相手が,「有馬公生」であり,「宮園かをり」であり,兄であり,母であり,幼なじみであり,友達であり。。。

「個」を想って音楽を届けようとする。その姿に,ぼくは引き込まれた。

音楽って,根本はそうだと思う。もっというと,希望とか願いってそういうことだと思う。

 

音楽の根本は極めてプライベートなものだ。

そのことを,この原作者はわかっていると感じる。

 

~続く~

 

最近ヘビロテの楽曲

基本的に,「CDは買う」派だったのだが,約3年前からの「ロックの名盤コレクション化計画」と,1年前からの「ロスレスリッピング&音楽ライブラリーサーバー管理&DACによるチープピュアオーディオ化」のために,最近レンタルで新旧問わず借りまくっている。

あ,スピッツは買いましたけど。。。

 

ここ1年くらいでの発見をまとめておきます。

 

Release

Release

 

 EDMなんて興味なかったんだけどなあ。

ジャケに惹かれて借りました。アルバム自体は,インストの曲もあって仕事しながらのBGMに最適かと。

この曲はいいです。ボンジュールさんの歌声,惚れました。

youtu.be

 

 

蝶々結び(初回生産限定盤)(DVD付)

蝶々結び(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 アニメの主題歌歌う,うまい人,くらいの印象しかなかったんだけど。

この曲はやられました。

曲がRADWIMPS。コーラス参加がハナレグミ

ライブ映像とか観ると,確かに圧倒的に歌がうまい。絢香,superfly 辺りに近い感じ。

作詞・作曲は基本的にしない人みたいなので,ぜひとも,たくさんの名曲を丁寧に歌ってほしいなと思う。

youtu.be

 

 

LOVER ALBUM 2

LOVER ALBUM 2

 

 クラムボンがいろんな曲をカバーしてるんだけど,これにはやられた。


02-波よせて

 

 

 正直,アルバム全体としては,違和感があった作品なんだが,好きな曲も多い。

youtu.be

 

で,次はこれかな?


ラブリーサマーちゃん「私の好きなもの」Music Video

 

おっと,気づいたら,ほぼ全部女性ボーカル。。。